“みまさか”ではたらく人物図鑑

景山 絵理香さん

津山調剤薬局株式会社 真庭中央薬局 薬剤師

景山 絵理香 さん

1992年真庭市生まれ。岡山県立津山高校、神戸学院大学薬学部卒。2020年津山調剤薬局に薬剤師として入社。真庭市在住。

高齢者の心に寄り添う薬剤師に

醍醐桜で知られる静かな山あいの町・真庭市落合地域。同地にある市内有数の総合病院横にある真庭中央薬局(真庭市落合垂水)には、絶え間なく患者さんが訪れてくる。
1日約100人の来局者のうち約8割が高齢の患者さんだ。
「具合はいかがですか」「お大事になさってください」。
目線を合わせて優しく声をかけ、薬の効能や使い方を丁寧に説明しているのは薬剤師の景山さん。
女性薬剤師ならではの細やかな気づかいで患者さんに親しまれる存在だ。
「おばあちゃん子なのでお年寄りと話すのは楽しい。患者さんの疑問や不安の声にしっかりと耳を傾け、寄り添うことを心掛けています」。
地元の“かかりつけ薬剤師”として、高齢化が進む真庭地域の医療現場を笑顔で支えている。

真庭市久世で生まれ育った景山さん。
県立津山高校時代に「長く働ける専門職に就きたい」と薬剤師を目指し、神戸学院大学の薬学部に進んだ。
卒業後は人と接するのが好きな自身の性格を生かせる調剤薬局を志望。
神戸市内の薬局で働くことも考えたが、「将来ずっと暮らしていきたいのはやはり豊かな自然に恵まれた真庭市。
それに幼いころから世話をしてくれた89歳のおばあちゃん孝行がしたくて」と帰郷を決めた。

入社したのは県北を中心に15店舗の薬局を有する津山調剤薬局。
地域に密着したアットホームな雰囲気のほか、「薬を間違いなくスピーディーに薬棚から取り出せる」独自のピッキングシステムを導入している点にもひかれた。
「膨大な種類の薬棚から、処方せん通りに薬を選び出すのは最も緊張する作業。
このシステムがあれば1年目から自信を持って仕事ができ、患者さんの役に立てる」。
また社内には女性の薬剤師が多く、結婚、出産を経ても生き生きと働いている姿に魅力を感じた。

つねに笑顔でカウンターに立つ景山さんには多くのお年寄りから声がかかる。
「この薬はどうやって使うん」「目薬は毎日さすんかな」。
高齢者は多種類の薬を服用しているため、複雑でわからなくなってしまう人が多い。
景山さんはその都度丁寧に説明して不安を取り除き、以前に処方された薬についても様子を尋ねるなどして患者さんに寄り添うことを心掛けている。

忙しい毎日の一方、休日は真庭市内に多くあるゴルフ場で家族とプレーするなど“豊かな暮らし”を楽しむ。
「やりがいのある仕事ができ、近くにはアウトドアスポットが豊富。高速道路を使えば街にもアクセスしやすいので不便さは感じない」。
採用担当もしている景山さんは、こうした真庭で働く魅力を学生に伝えている。
「会社は薬局だけでなく介護事業やクリニックモールをつくるなど“町の健康ステーション”を目指しています。
若い人たちに入社してもらい、一緒に地域の方々の健康をサポートしていきたい」

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