安心と安全を届ける、
地域一のメカニック目指して

　津山市を拠点に、トータルカーライフ事業や建設機械事業を手がける美作グループ。「好きな車に関わる仕事がしたい」と同グループに今春入社し、フランチャイズ展開する大手カー用品店「オートバックス津山院庄」で、整備士として働いているのが中畑颯介さん（１９）だ。「オートバックスなら、メーカー問わずさまざまな車種を扱え、技術を高められそう」と迷わず入社を決めたという。最初は先輩の作業についてタイヤやオイル交換から学び、次第に顧客の車を扱うようになった。「初めてお客さまに対応した時に、『丁寧に説明してくれてありがとう』と声を掛けていただいたのがうれしくて」と顔をほころばせる。

高速道路のインターチェンジに近い店舗だけに、多くの車がピットに入るが、メーカーや車種が違えば手順も違い、知識のアップデートは欠かせない。一日車に向き合うと疲れることもあるが、くつろげる休憩室が自由に使えたり、月２回１７時帰りの日があったりと、社員思いの制度があり働きやすいという。目下、３級自動車整備士の国家試験合格を目指し勉強中。「安全を守ることが整備士の一番の務め。地域一のメカニック目指し、どんな車でも一人で整備できる高い技術を身に付けたい」と力強く話している。

オートバックス津山院庄 ピットスタッフ

中畑 颯介さん