「若手が働きやすい」職場で
現場リーダーとして活躍

　自動車のペダル踏み間違い事故を防ぐ「アイアクセル」、自動車の盗難防止装置「ｉ／ｌｏｃｋ（アイシャロック）」などの画期的な製品を生み出している英田エンジニアリング。同社が注力しているのが精密加工・熱処理、産業機械等のモノづくりの技術を応用した、破砕機や刃物の製造及びメンテナンス・アフターサービスだ。入社8年目の藤原大起さん（２５）は、破砕機のメンテナンス現場で指揮を執る若手のリーダー。ごみ処理場から持ち込まれた破砕機を分解し、刃の交換、組み立て、出荷までを一貫して行っている。持ち込まれた機器は汚れがひどい場合も多いが、「洗浄して必要な部品を見極めて交換し、新品同様に仕上げた時はやりがいがある」。さらに持ち前のコミュニケーション力で、上司には効率化のため作業手順の改善を提言、後輩や外国人労働者には「ケガをするくらいなら機械を壊してもいい。自分を守って」と安全意識の重要性をわかりやすい言葉で伝えている。「若手でも意見が言いやすい職場。のびのびとやっています」と笑顔の藤原さん。最近は後輩に現場を任せ、機器の設置のために全国の取引先に赴くことも増えてきた。「まだまだ勉強することは多い。部下への指導力をもっと磨かないと」と控えめな言葉に向上心をのぞかせる。

自社にスポーツジムを完備。社員は無料で利用できる

生産部 環境機器製造課
副班長

藤原 大起さん